伯方島の食材、国産小麦、作り手の想い。
一枚のピッツァに込められた、しまなみの風景と豊かな食の物語。
国産小麦100%の生地で作られ、
伯方島から届く、本格ナポリピッツァ。
愛媛県今治市と、広島県尾道市を結ぶ「しまなみ海道」。
その島のひとつ、伯方島で作られているのが「しまなみピッツァ」です。
製造しているのは、pizzeria da ISOLANI(ピッツェリア ダ イゾラーニ)の店主・越智 翼さん。
「移動距離の少ない、地産地消のピッツァを届けたい。」その想いから、地元食材を活かしたピッツァづくりを続けています。
しまなみピッツァの3つのこだわり
こだわり①国産小麦100%・低温熟成の生地
生地に使用する小麦はすべて国産。愛媛県産と北海道産の小麦を自社でブレンドしています。
塩には、伯方島名産の「伯方の塩」を使用。
低温でじっくり熟成させることで、もっちりとしながらも軽さのある食感に仕上げています。素材の味を引き立てる、シンプルで完成度の高い生地が特長です。
こだわり②しまなみの豊富な食材
しまなみの食材を中心に、しまなみの穏やかな気候のもとで育った食材を積極的に使用。
柑橘類や野菜、愛媛のブランド豚など、生産者のもとへ足を運び、直接仕入れを行っています。
「顔が見える食材でつくることが安心につながる」と越智さん。地産地消を意識し、できるだけ移動距離の少ない食材を選んでいます。
こだわり③出来立てを急速冷凍
ピッツァは約500℃の窯で一気に焼き上げます。焼きたての状態のまま、-35℃で急速冷凍。
これにより、焼きたての香りや食感を保ち、ご家庭でも本格的な味わいを再現できるよう工夫されています。冷凍食品でありながら、専門店の味に近いクオリティを目指しています。
店主・越智翼さんの想い
「しまなみの豊富な食材で作ったピッツァを全国へ届けたい。」
大量生産ではなく、一枚一枚手作り。そして地域の食材を活かし、安心して食べられるものを届けること。
それが、越智さんのピッツァづくりの原点です。
取材インタビュー
ここからは、越智さんへのインタビュー内容をお届けします。
なぜ伯方島でピッツァを始めようと思われたのですか?
しまなみの食材が魅力的だったこと。
地域の食材をしっかり扱いながら、全国へ地産地消に取り組んだ冷凍ピッツァを届けたいと思いました。
それが結果的に、持続可能な社会に少しでも貢献できると思いました。
ナポリピッツァとの出会いについて教えてください。
20代後半の頃に大阪のピッツェリアで食べたのがスタートです。今まで食べた事のあるピザと全然違うもので衝撃的でした。
地産地消にこだわるようになったきっかけは?
コロナ禍の初期にマスクが足らなくて、たくさんの人が国内で作ればという意見を言っていたのを見て、普段から国内のものを買うこと・使うことが大切だと思いました。
困ったことが起こる前に、常に国内の食材を使い続ける事が、生産者の方が持続出来る道だと思っています。小麦やワインも店内では国産のものを扱っています。
小麦を国産100%にした理由は何ですか?
小麦は特に鮮度も大切だと思っています。
なるべく移動距離が少なく、新鮮な物を使うようにしています。国産の小麦でもタンパク質や灰分などの成分データを取り寄せて、独自のブレンド比率(北海道産、今治産小麦使用)にしたものを使っています。
低温熟成の生地づくりで一番大切にしていることは?
低温熟成の生地は、季節や湿度によって一次発酵の時間を変えます。その後成形した生地を最低でも16時間は低温で寝かせます。その結果、小麦の旨みや香りが引き立つ生地になります。
急速冷凍を取り入れた理由を教えてください。
作った生地を焼く前に、4時間ほどかけて常温に戻しながら、ベストの状態に持っていきます。しかし、その1番良いタイミングの時に常に店内でオーダーが入るとは限らない。
それなら良いタイミングの生地をピッツァにして冷凍しようと思いました。1番良いタイミングの生地を無駄にしたくないのもあって、急速冷凍を導入しました。フードロスにもつながっています。
これから挑戦してみたいことはありますか?
地元の食材を使って、よりユニークなピッツァを作っていきたいと思っています。
しまなみの未来について、どんな可能性を感じていますか?
農業に挑戦する方やリモートワーク中心の方や、色んな方がしまなみに移住したりしています。地方でも不便さを楽しみながら工夫して暮らして行く方が増えていっている事が良いなと思います。
食を通して、どんなことを届けたいですか?
食を通して伝えたいことは、楽しく食事して頂けたらそれだけで十分嬉しいです。
しまなみの恵みをご家庭で
縁市では、“物語のある食”を大切にしています。
しまなみピッツァは、単なる冷凍ピザではなく、伯方島の食材と生産者の想いが込められた一枚です。ご自宅で、しまなみの恵みを感じていただければ嬉しく思います。