2025.11.27

【03】カフェ「Pottery」と「しょくサポート」のやさしいものづくり

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一人ひとりの“働きたい”を支える就労継続支援B型

大阪・箕面の「しょくサポート」は、障害や生きづらさを抱える方の “働きたい” を叶えるために、創作活動やカフェ運営、生産活動を通して自信を育む就労継続支援B型事業所です。

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代表の牧 多佳子さんは利用者さんの個性やペースを尊重し、“なりたい自分へ向かう力”をゆっくり伸ばしていき、「できた!」という笑顔や、自分の手でつくったものが誰かに届く喜びを一緒に分かち合うことを大切にされています。

今回はそんなしょくサポートとPotteryについてご紹介します。

  1. 箕面の山を望む、開放感あふれるカフェ「Pottery」
  2. Potteryの“紅茶香るシュトーレン”
  3. 陶芸と紅茶、そして人の想いが息づく場所作りとは
  4. 人と人が支え合って生まれる“おいしいもの”
  5. 最後に

箕面の山を望む、開放感あふれるカフェ「Pottery」

みのお本通り商店街にある「陶芸&紅茶カフェ Pottery(ポタリー)」は、大きな窓から箕面の山並みを望む、やわらかな陽光に包まれた心地よい空間。
「紅茶のお店が少ないからこそ、こだわりたい!」という想いのもと、厳選した茶葉を使ったオリジナルティーを提供しています。

店内の焼き菓子やケーキは、利用者さんとスタッフが一つひとつ丁寧に手作りしています。その味わいは評判で、街でも人気の洋菓子です。

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また併設された陶芸工房では、利用者さんの制作活動としてだけでなく、一般の方も参加できるワークショップも開催。ものづくりを通じ、人がつながり、心があたたまる場所になっています。

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Potteryの“紅茶香るシュトーレン”

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こだわりとやさしさが詰まった、冬だけの特別な贈り物

そんなPotteryで特に人気なのが、冬季限定のシュトーレン。縁市でも年々ファンの方が増え、「今年も楽しみにしていました」と声が上がるほどの人気商品です。

素材へのこだわり

・北海道産小麦
・よつ葉バター
・ドライアップル
・ラムレーズン
・クルミ
・ホワイトチョコレート

「召し上がる人を想いながら、安心して食べられるものをつくりたい」
そんな気持ちから、素材ひとつひとつの品質にこだわり、余計なものを加えず、飽きのこない甘さに仕上げています。

Potteryならではの“紅茶とシナモンの香り”

シュトーレン生地には、カフェで提供しているオリジナルティーに使われる、香り高い紅茶葉とシナモンパウダーをブレンド。 切り分けた瞬間ふわっと広がる香りは、「Potteryの冬が来た」と感じさせる風味です。

何度も試作を重ねた“柔らかい食感”

一般的なシュトーレンよりも、食べやすい少し柔らかめの食感に仕上げているのも特徴。
利用者さんとスタッフが何度も試作を重ね、優しい食感と深い旨みの絶妙なバランスを追求しました。紅茶とシナモンの香りに包まれ、素材の甘さがじんわり広がるシュトーレンは、Potteryの自信作です。

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陶芸と紅茶、そして人の想いが息づく場所作りとは

陶芸家としての活動から、福祉の世界へ入り、しょくサポートを立ち上げられた牧さん。ここからは牧さんへのインタビュー内容をお届けします。

どんな思いで芸大に入り、陶芸を学ばれたのでしょうか?

小さなころからものづくりに興味があり、いろいろな素材に触れたいと思っていました。 自由に形づくれる素材の陶芸にも惹かれました。

陶芸家としての30年間で特に心に残っていることや、影響を受けたことはありますか?

薪の窯を焚くことは何度か経験しましたが、今ではなかなか実現しないことで、私にとっては貴重な経験でした。 私が心打たれた陶芸作家は板谷波山の陶器です。陶器と思えない美しさに感動します。

陶芸家から中途障害施設スタッフという大きな転身の背景をお聞かせください。

中途障害施設の利用者の皆さんとものづくりを通してかかわっていきたいと思いました。

福祉現場での利用者さんとのエピソードや、心に残っている瞬間はありますか?

利用者の皆さんから学ぶことが多くありました。自分自身に至らないことがあっても、暖かく受け入れてくださったことに感謝しています。

しょくサポートを立ち上げた理由と、支援をする上で大切にされている価値観をお聞かせください。

障害があってもものづくりを楽しめる場所、どんな方もほっと一息つける場所を作りたいと思いました。

Potteryをカフェとして始めた理由とこだわりについてお聞かせください。

地域の方が気軽に立ち寄れる場所となるようカフェにしました。私は紅茶やスコーンが好きで、紅茶を楽しめる専門店が周辺になかったので 紅茶専門店にしました。

利用者さんと一緒に働く中で嬉しい瞬間や、成長を感じるのはどんな時ですか?

利用者の皆さんがいろいろな商品づくりにチャレンジをして、お気に入りのものができあがり、それをお客様に手に取っていただけたときには自分のことのようにうれしく思います。

しょくサポート・Potteryの今後のビジョンについてお聞かせください。

商品づくりにはこだわりを持って取り組みたいと思っています。そのこだわりの商品を手に取ってくださるお客様と出会えることの喜びを利用者の皆さんと共有したいです。それを続けていきたいです。

人と人が支え合って生まれる“おいしいもの”

しょくサポートさんが大切にしているのは、「働きたい人が、自分らしく働けるように」という想い。
Potteryで生まれるお菓子や焼き菓子には、その想いと、つくり手のやさしさがそのまま息づいています。

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◆陶芸&紅茶 Pottery ぽたりぃ
〒562-0001 大阪府箕面市箕面6丁目4−43 ジョイビル 3階

最後に

Potteryを運営するしょくサポートさんには、“つくること”を通して、人が自分らしく働ける場がありました。
その手仕事には、つくり手の思いと、日々ていねいに向き合う姿勢が感じられました。

縁市-KOMINKA-は、そんな思いのこもった商品をお客様にご紹介できることを、うれしく思っています。
ここで生まれる品が、日々の中で少しでも役立ち、楽しんでいただければ幸いです。
ていねいな仕事と、温かい心を感じる商品をこれからもお届けしていきます。

これからも縁市は、つくり手とお客様をつなぐ存在でありたいと思っています。